シリコーンポリマー−シリカ系
专利摘要:
アモジメチコン、ジメチコンゴム及びシリカを含む化学系が提供される。この化学系は、限定するものではないが、固体スティック、エアロゾルスプレー及び液体ロールオン方式を含む、任意の形態の制汗剤において様々な濃度で有用である。本発明の実施形態は、アモジメチコン、ジメチコンゴム及びシリカを含む化学組成物を調製するための方法をさらに含む。 公开号:JP2011505457A 申请号:JP2010536001 申请日:2008-11-25 公开日:2011-02-24 发明作者:ステイナ、イリナ;ジェイ. バローネ、サルバトーレ;マッチオ、ラルフ;アール. マテウ、ジュアン 申请人:コティー エス.エイ.エス.; IPC主号:C08L83-04
专利说明:
[0001] 本出願は、2007年11月30日に出願された米国仮特許出願第60/991,556号(この仮出願を参照により本明細書に援用し、本明細書の一部とする)の利益を主張するものである。] [0002] 本明細書に記載の本発明の実施形態は、シリコーンポリマー−シリカ系、シリコーンポリマー−シリカ系を作製するための1つ又は複数の方法及びシリコーンポリマー−シリカ系を含む配合物に関する。] 背景技術 [0003] 制汗剤は、本質的な機能として、発汗の悪影響を除去するという要求事項を有する。制汗作用は、これまで頻繁に望ましくない副作用を伴ってきた。] 課題を解決するための手段 [0004] 本明細書に記載の本発明の一実施形態は、アモジメチコン(amodimethicone)、ジメチコンゴム(dimethicone gum)及びシリカを含む化学系(chemical system;化学システム、(化学)混合物)を含む。この化学系は、任意の形態の制汗剤において様々な濃度で有用である。種々の実施形態では、各成分は、1〜99%のどの濃度を有してもよい。一実施形態では、この化学系は、化学系を輸送及び貯蔵するための包装(packaging;パッケージ)をさらに含む。化学系は、水及び/又は1種若しくは複数の活性脱臭成分をさらに含んでよい。] [0005] 本発明の一実施形態は、アモジメチコン、ジメチコンゴム及びシリカを含む化学系を調製することと、この化学系を化学組成物の製造者に提供することとを含む化学組成物を調製するための方法をさらに含む。一実施形態では、この方法は、この化学系を製造者に提供する前に、化学系を包装すること(packaging;パッケージすること)をさらに含む。一実施形態では、この方法は、製造者によって製造される化学組成物のための比率を用いて、アモジメチコン、ジメチコンゴムを調製する段階をさらに含む。] [0006] 本発明の実施形態は、アモジメチコン;ジメチコンゴム;及びシリカを含む化学系を含む制汗剤をさらに含む。一実施形態では、この制汗剤はエアロゾルスプレーである。一実施形態では、制汗剤は固体スティックである。一実施形態では、制汗剤は液体ロールオン方式(liquid roll−on)である。一実施形態では、制汗剤はデオドラント制汗剤である。] [0007] 本明細書に記載の化学系の実施形態から配合された制汗剤は、アモジメチコンの存在に起因する有効性の増大及び残存皮膚感触の向上、ジメチコンゴムの存在に起因する皮膚付着性の改良、並びにシリカの存在に起因する全体的な構造の改良を有することが期待される。シリカの使用は、固体スティック制汗剤の有効性をさらに改良する。] 実施例 [0008] 当業者が本発明を実施できるようにするために、発明の実施形態を十分詳細に説明する。本明細書で論じられる本発明の本質又は範囲から逸脱することなく、他の実施形態を使用してもよく、構造上、論理的、化学的な、及びその他の変更を加えてもよい。したがって、以下の詳細な説明は、限定的な意味で解釈されるものではなく、本明細書で論じられる本発明の範囲は、添付した特許請求の範囲でのみ定義される。] [0009] 本明細書に記載の本発明の実施形態は、制汗剤組成物に使用するための基剤系、及び基剤系を含む配合物、並びに基剤系を作製する方法を含む。] [0010] 基剤系は、アモジメチコン、ジメチコンゴム及びシリカのブレンドを含む。この系中の各成分の濃度は、可変であり、基剤系の用途により決まる。有効性を最大にし、同時にコスト及び安定性の問題を最小限に抑えるために、特定の濃度を使用してもよい。] [0011] アモジメチコン又はアミノプロピルジメチコンは、多種の製品用途で有用なアミン含有シリコーンポリマーである。例えば、2003年11月18日に出願された、出願人の米国特許第6,649,151号(その全体を参照により本明細書に援用する)参照。酸性の制汗剤の環境では、アモジメチコン中のアミン基は、正に荷電されている。正の荷電は、シリコーンポリマーに通常は伴っていない追加の特性を、ジメチコンに付与する。これらの特性は、すべての制汗剤の製品形態にわたって有用である。例えば、アモジメチコンは、強力な水吸収剤であり、さらに乳化剤として作用して、油(シリコーン)と水の混合物を安定化する機能を果たす。乳化剤として作用する能力は、水が油相に浸透する経路を提供して、シリコーン及び水不溶性油について生じる「防水」の影響を低減する。その結果、制汗活性剤の分布が改良され、それによって、制汗活性剤が汗腺管中に拡散しブロックすることをより可能にするので、有効性が増大する。正の荷電はまた、残存皮膚感触の向上のために皮膚に対してシリコーンをより重要にする。] [0012] ジメチコンゴム又はジメチコンは、高分子量シリコーンポリマーである。ジメチコンゴムは、皮膚への制汗活性剤のより良好な付着を促進し、擦れて取れることを低減する、すべての形態の制汗剤で有用な被膜形成剤である。スプレーでは、高分子量のポリマーは、エアロゾル化液滴の物理的特性を変化させて、皮膚への付着の改良をもたらし、液滴が皮膚から飛び出る可能性を減らす。その結果、より多くの製品が皮膚に粘着し、飛び出ない。エアロゾル容器から分配されたジメチコンゴムを含む同じ量の製品は、ジメチコンゴムを含まない製品より多くの制汗活性剤を皮膚上に堆積させる。一般に、より多くの制汗活性剤は、より良好な水分の制御を意味する。] [0013] シリカ(SiO2)はケイ素の無機酸化物である。シリカは複合体混合物に対してより優れた構造物を促進する。シリカは、成分を一緒に保持するのを助ける結合剤として、水分吸収複合体の状態のすべての制汗剤製品の形態にわたって有用である。このようにして、この複合体は、貯蔵したとき及び最終製品における一定の特性を維持する。シリカはさらに、制汗剤スティックの構造物を提供するワックスマトリックスを改変し、改良する。この改良されたマトリックスは、追加の水分吸収複合体をスティックに添加することを可能にし、それによってスティックの有効性を改良する。] [0014] 上記成分、即ち、アモジメチコン、ジメチコンゴム及びシリカは、個々の用途に応じて任意の適当な濃度で組み合わせてもよい。一実施形態では、アモジメチコンは、1.1、1.2、1.3、1.4重量%等、最大99.0重量%までなどの任意の具体的な量を含む、1〜99重量%の範囲の量で存在する。一実施形態では、ジメチコンゴムは、1.1、1.2、1.3、1.4重量%等、最大99.0重量%までなどの任意の具体的な量を含む、1〜99重量%の範囲の量で存在する。一実施形態では、シリカは、1.1、1.2、1.3、1.4重量%等、最大99.0重量%までなどの任意の具体的な量を含む、1〜99重量%の範囲の量で存在する。] [0015] 当技術分野で知られているように、制汗剤中で有用な追加の成分も上記成分と組み合わせてもよい。このような追加の成分には、限定するものではないが、均一な適用及び耐汚染性を提供するのに有用な成分が含まれる。制汗剤はまた、皮膚に優しく、制汗剤が適用された皮膚からの水分の損失を最小限に抑えることが望ましい。一実施形態では、追加の成分は、皮膚コンディショナーを含んでもよい。一実施形態では、制汗剤は、当技術分野で脱臭に寄与することが知られている活性成分を含む制汗デオドラントである。一実施形態では、当技術分野で既知の芳香剤が使用される。一実施形態では、脱イオン水などの水が、本明細書に記載の系中の任意選択の成分である。] [0016] 本明細書に記載の様々な系は、広範な範囲の制汗製品中で有用である。この製品の物理的な状態の例には、固体、半固体、及び液体が含まれる。この製品をスプレーによって使用することも可能である。したがって、本明細書に記載の様々な系は、エアロゾルスプレー、固体スティック及び液体ロールオン方式の状態で有用である。本明細書に記載の様々な系はまた、限定するものではないが、忌避剤(例えば、駆虫剤)、日焼止め剤及び皮膚軟化剤を含む他の製品中で有用である可能性がある。] [0017] 特定の実施形態を本明細書に例示し、説明してきたが、当業者であれば、同じ目的を達成することが意図される任意の手順が、示された特定の実施形態を置き換えてもよいことが理解される。本出願は、本発明の主題の任意の適応又は変形も包含するものとする。したがって、本発明の実施形態は、特許請求の範囲及びこれらの等価物によってのみ限定されることが明白に意図される。]
权利要求:
請求項1 アモジメチコン、ジメチコンゴム及びシリカを含む化学系。 請求項2 前記化学系を輸送及び貯蔵するための包装をさらに含む、請求項1に記載の化学系。 請求項3 アモジメチコンが1〜99重量%の濃度を有する、請求項1に記載の化学系。 請求項4 ジメチコンゴムが1〜99重量%の濃度を有する、請求項1に記載の化学系。 請求項5 シリカが1〜99重量%の濃度を有する、請求項1に記載の化学系。 請求項6 水をさらに含む、請求項1に記載の化学系。 請求項7 1種又は複数の活性脱臭成分をさらに含む、請求項1に記載の化学系。 請求項8 アモジメチコン、ジメチコンゴム及びシリカを含む化学系を調製することと、前記化学系を化学組成物の製造者に提供することとを含む化学組成物を調製するための方法。 請求項9 前記化学系を製造者に提供する前に、前記化学系を包装することをさらに含む、請求項8に記載の方法。 請求項10 アモジメチコン、ジメチコンゴム及びシリカが、製造者によって製造される化学組成物のための比率を用いて調製される、請求項9に記載の方法。 請求項11 前記化学系が水をさらに含む、請求項8に記載の方法。 請求項12 前記化学系が、1種又は複数の活性脱臭成分をさらに含む、請求項8に記載の方法。 請求項13 アモジメチコン、ジメチコンゴム、及びシリカを含む化学系を含む制汗剤。 請求項14 制汗剤がエアロゾルスプレーである、請求項13に記載の制汗剤。 請求項15 制汗剤が固体スティックである、請求項13に記載の制汗剤。 請求項16 制汗剤が液体ロールオン方式である、請求項13に記載の制汗剤。 請求項17 制汗剤がデオドラント制汗剤である、請求項13に記載の制汗剤。
类似技术:
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同族专利:
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引用文献:
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